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8月7日の出来事いろいろ・そだね

   

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安岡 正篤 おすすめの本

安岡正篤一日一言7 10月28日 静 和




人物・人間も、呼吸も同じことであって、


人間もいろいろの人格内容・精神内容が


深い統一・調和を保つようになるに従って、


どこかしっとりと落ち着いてくる。


柔らかい中に確(しっか)りとしたものが


あって静和になる。そういう統一・調和が


失われてくると鼻息が荒くなるように、


人間そのものが荒くなる。


ガサガサしてくる。













*安岡 正篤 おすすめの本(名言集):一日一言


六中観 [正篤 ]

忙中 閑有り。 苦中 楽有り。
死中 活有り。 壺中 天有り。
意中 人有り。 腹中 書有り。

甲寅正月 無以会同人 敬しんで呈す
亀井老契 座右



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安岡 正篤 おすすめの本

安岡正篤一日一言7 10月27日 斡旋の才



真木和泉(まきいずみ)が“斡旋(あっせん)の才”


ということを説いている。斡旋は人(事)を


愛するがゆえにその人(事)によかれと世話をし、


とりはからうことである。これは大事なことで、


斡旋の才のある人間はひとかどの人物といってよい。


政治家はこの才を本領とするものだが、


必ず徳と相待つ必要がある。さもないと今の


活動家のような、とかく利権屋に堕(だ)してしまう。 











*安岡 正篤 おすすめの本(名言集):一日一言


六中観 [正篤 ]

忙中 閑有り。 苦中 楽有り。
死中 活有り。 壺中 天有り。
意中 人有り。 腹中 書有り。

甲寅正月 無以会同人 敬しんで呈す
亀井老契 座右




安岡 正篤 おすすめの本

安岡正篤一日一言7 10月26日 三不幸



伊川(いせん)先生言う、人、三不幸あり。


少年にして高科に登る、一不幸なり。


父兄の勢に席(よ)って美官となる、二不幸なり。


高才有って文章を能くす、三不幸なり。

       (『伊川文集』)


年の若いのにどんどん上へあがる。世の中は


こんなものだと思ったら大間違いである。


というのは修練というものを欠いてしまうことに


なるからで、これは不幸である。


これは官ばかりではない。親のお陰で若輩が


重役になったりする、みな同じことである。


またいろいろのすぐれた才能があって、文章を能くする、


──文は飾る、表わすということで、つまり弁が立ったり、


文才があったりして表現が上手なこと──


これも大きな不幸である。


今日は選手万能の時代で野球とか、歌舞とか、


若くてできる者にわいわい騒ぐ。これは当人にとって、


大きな不幸であります。若くてちょっと小説を


二つ三つ書くと、たちまち流行作家になって大威張りする。

 
小娘がちょっと歌や踊りができると、やれテレビだ映画だ、


と引っ張り出して誇大に宣伝する。つまらない雑誌や


新聞がそれをまたデカデカと報道する。


変態現象と言うか、実に面妖(めんよう)なことで、


決して喜ばしい現象ではない。







*安岡 正篤 おすすめの本(名言集):一日一言


六中観 [正篤 ]

忙中 閑有り。 苦中 楽有り。
死中 活有り。 壺中 天有り。
意中 人有り。 腹中 書有り。

甲寅正月 無以会同人 敬しんで呈す
亀井老契 座右






安岡 正篤 おすすめの本

安岡正篤一日一言7 10月25日 国を亡ぼす君主



国を亡ぼす君主というものは、きまって自ら驕(おご)り、


自らを知恵あるとして、人を軽蔑するものである。


自らを驕れば人材をいい加減に取扱い、


自らを知恵ありとすれば専制独裁をやる。


相手を軽んずれば備えがなくなる。何事があっても、


びくともしないという用意がなくなってしまう。


備えがないと禍(わざわい)を招き、独裁をやると


地位が危くなり、人材を軽んずるとすべてが


塞(ふさ)がってしまう。そうして自ら亡んでしまう。







*安岡 正篤 おすすめの本(名言集):一日一言


六中観 [正篤 ]

忙中 閑有り。 苦中 楽有り。
死中 活有り。 壺中 天有り。
意中 人有り。 腹中 書有り。

甲寅正月 無以会同人 敬しんで呈す
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安岡 正篤 おすすめの本

安岡正篤一日一言7 10月24日 堕 落




凡(およ)そ人間が唯物(ゆいぶつ)的享楽的に


堕落して来ると、必然、精神的には敬虔を失い、


破廉恥になり、あらゆる神聖なるものの意義を疑い、


人生の厳粛なる事実に軽薄厭(いと)うべき批評、


否嘲笑(いなちょうしょう)を放つものである










*安岡 正篤 おすすめの本(名言集):一日一言


六中観 [正篤 ]

忙中 閑有り。 苦中 楽有り。
死中 活有り。 壺中 天有り。
意中 人有り。 腹中 書有り。

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