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8月7日の出来事いろいろ・そだね

   

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安岡 正篤 おすすめの本

安岡正篤一日一言7 8月30日 擘頭



紀綱(きこう)を正し、風俗を革(あらた)むるは、

  此(こ)れを擘頭(はくとう)と為(な)す。



学生は学生らしく、社員は社員らしく、


先生は先生らしく、役人は役人らしく、


筋道を立てる。


筋を通すことが大事で、それを放ったらかしておいて、


いろいろ膏薬(こうやく)貼りをやっても、


それはだめである。個人で言うならば、生活習慣です。


教育で言うなら躾(しつけ)です。これを改めるのが


まず「擘頭」(はくとう)、指で言えば


一番大事な親指のようなこと、第一着手だと言うのです。


まったくそのとおりであります。









*安岡 正篤 おすすめの本(名言集):一日一言


六中観 [正篤 ]

忙中 閑有り。 苦中 楽有り。
死中 活有り。 壺中 天有り。
意中 人有り。 腹中 書有り。

甲寅正月 無以会同人 敬しんで呈す
亀井老契 座右



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安岡 正篤 おすすめの本

安岡正篤一日一言7 8月29日 無関に遊ぶ



人間は小成に安んじないよう、意外に早く固まって


しまわないように、伸びがとまらないように、


いつまでも若く、いつまでも伸びていく、いつまでも


進歩発展していくことが大事。年と共によく変化していき、


途上の難関を幾関か通って無関に遊ぶということが大切なのであります。








*安岡 正篤 おすすめの本(名言集):一日一言


六中観 [正篤 ]

忙中 閑有り。 苦中 楽有り。
死中 活有り。 壺中 天有り。
意中 人有り。 腹中 書有り。

甲寅正月 無以会同人 敬しんで呈す
亀井老契 座右


安岡 正篤 おすすめの本

安岡正篤一日一言7 8月28日 人生の関所



禅家では関という一語をよく浴びせかける。
 

関とは字のとおり、関ということであり、
 

すなわち、引っかかり、行き詰まりであります。

 
人生は、しばしば出会わねばならぬ関所を
 

幾つも通り抜ける旅路であり、そこで一関、


二関はうまく抜けても、三関、四関となると、
 

往々にして、その関所を通ることができず、
 

挫折する、引き返すということになりがちです。

 
そこが関所だ!そこを通り抜けろ!
 

という意味でよく「関」ということを指示するのであります。

 
辛抱して、努力して関を何関か通りますと、
 

特に難解難透(なんかいなんとう)というようなことを
 

禅僧がよく申しますが、難しい、解き難い、通り難い、
 

すなわち、難解難透の関をいくつか通りますうちに、
 

ついに真の自由 ── 古い言葉で申しますと、
 

無礙(むげ)自在というような境地に到達して、
 

すなわち「無関に遊ぶ」こともできるようになります。









*安岡 正篤 おすすめの本(名言集):一日一言


六中観 [正篤 ]

忙中 閑有り。 苦中 楽有り。
死中 活有り。 壺中 天有り。
意中 人有り。 腹中 書有り。

甲寅正月 無以会同人 敬しんで呈す
亀井老契 座右




安岡 正篤 おすすめの本

安岡正篤一日一言7 8月27日 七養




時令(季節)に順(したが)うて以て元気を養う。


思慮を少うして以て心気を養う。言語を省いて


以て神気を養う。肉慾を寡(すくの)うして以て


腎気を養う。嗔怒(いかり)を戒めて以て肝気を養う。


滋味を薄うして以て胃気を養う。多くの史を読みて以て


胆気を養う。


春には春の、秋には秋の生活様式がある。同様に寒帯には


寒帯の、熱帯には熱帯の飲食起臥(きが)の方則がある。


夏は夏らしく、冬は冬らしくというように


暮らしておれば生命力は健康である。


心気は同時に心臓の気である、活力である。


思慮を少くし安らかにすることが養心の秘訣である。


必要もないのにベラベラ喋舌(しゃべ)るようなことは


その人間を最も浅薄にする。黙養という言葉がある通り、


神気を養うには、くだらぬお喋舌(おしゃべり)はせぬことだ。


飲食女色は腎を弱め、嗔怒(いかり)は肝を傷め、


脂つこいような食物は胃に悪い。古今の治乱興亡に


通じることは胆気を養って度胸を造る。一時一処の


成敗(せいばい)得失くらいに転倒せぬからである。








*安岡 正篤 おすすめの本(名言集):一日一言


六中観 [正篤 ]

忙中 閑有り。 苦中 楽有り。
死中 活有り。 壺中 天有り。
意中 人有り。 腹中 書有り。

甲寅正月 無以会同人 敬しんで呈す
亀井老契 座右

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安岡 正篤 おすすめの本

安岡正篤一日一言7 8月26日 貝原益軒



貝原益軒先生は、八十四才で亡くなっておりますが、


死ぬ一年か二年前に始めて益軒に改め、殆(ほと)んど


その最後まで損軒と言っておりました。六十にして化す


ということがありますが、本当に八十という声のかかった


ときに始めて益軒に改めた。さすがは益軒先生だと思います。


若い時は仲々道楽者でもありまして、京都の島原あたりで


よく遊びましたので、従って酸(す)いも甘いも


かみ分けた人であります。そこで益軒先生の色々書き遣されたものを、


人生訓、処生訓、養生訓などで読みますと、


実に至れり尽くせりでありますが、余程の苦労人で


なければ書けない、言えないことを細かに書いております。


よく何も知らない人は、漢学者というものは、


余り人情に通じない形式道徳のかたまりみたいに思うことが多い。


従って、貝原益軒などは、こちこちの堅物と大抵思っつて


おるのでありますが、豈(あに)はからんや、


若い時は仲々の道楽者で、遊んだ人でありまして、


これではいけないと自覚して中年から勉強を始め、


忿(いか)りを懲(こ)らして欲を窒(ふせ)ぐ


生活をした人であります。









*安岡 正篤 おすすめの本(名言集):一日一言


六中観 [正篤 ]

忙中 閑有り。 苦中 楽有り。
死中 活有り。 壺中 天有り。
意中 人有り。 腹中 書有り。

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