安岡正篤一日一言6 ２月２５日

安岡正篤一日一言6　２月２５日　親を見れば




春早々あまり好い話ではないが、


狂歌好きの中学先生が生徒に狂歌を教えて


各自に作らせてみたものを一冊の単行本にして


世に出したことがある。


題して曰はく、


「親を見りゃボクの将来知れたもの。」


その中にこんなのがある。




人なみに叱られてみたい時もある。

俺の親父は俺がこわいか　　（中二男）


家庭とは父きびしくて母やさし

それでいいのだうちは違うが　（中二男）


心からすがりつこうとする時に

いつも父さん逃げてしまうよ　　（中一女）


あんな人選んじゃだめよあなたはネ

体験がにじむ母の口癖　　（中一女）


哀しさは勤めに出てのたまにする

母の話題のそのくだらなさ　　（中三男）


みんなだめ顔とげとげでいらいらで

他人みたいなわが家一族　　（中三女）



どれも痛いほど現実をつかんでおる。


道は近きに在りの痛切な一例ではないか。


鶯の漢字を拡大して読み方、意味、時期を調べてみた‥






＊安岡 正篤　おすすめの本（名言集）：一日一言


六中観　［正篤 ］

忙中　閑有り。　苦中　楽有り。
死中　活有り。　壺中　天有り。
意中　人有り。　腹中　書有り。

甲寅正月　無以会同人　敬しんで呈す
亀井老契　座右