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8月7日の出来事いろいろ・そだね

   
カテゴリー「今日の出来事」の記事一覧

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安岡 正篤 おすすめの本

安岡正篤一日一言7 8月10日 人間の五衰



人間もそうだ。いろいろの欲ばかり出して、すなわち貪欲・


多欲になって修養しない。つまり省しない。そうすると


風とおしが悪くなる。善語・善言を聞くということをしなくなる。


そうすると「裾上がり」といって、人間が軽薄にオッチョコチョイに


なってくる。そうするともう進歩は止まってしまう。すると


悪いことにばかり親しむようになる、虫が食うのだ。


つまらないやつにとりつかれ、そして没落する。これは


「人間の五衰」だ。だから植物の栽培もこの省という一字に帰する。











*安岡 正篤 おすすめの本(名言集):一日一言


六中観 [正篤 ]

忙中 閑有り。 苦中 楽有り。
死中 活有り。 壺中 天有り。
意中 人有り。 腹中 書有り。

甲寅正月 無以会同人 敬しんで呈す
亀井老契 座右



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安岡 正篤 おすすめの本

安岡正篤一日一言7 8月9日 木の五衰



「木の五衰」ということがある。「木の五衰」の一つは


「懐の蒸れ」。枝葉が茂ることだ。枝葉が茂ると風通しが


悪くなる。そうすると、そのために気が弱る。弱るから、


どうしても根が「裾上がり」つまり根が浅くなってくる。


根が上がってくる。そうすると生長が止まる、伸びなくなる。


頭(梢)から枯れてくる。これを「末枯れ」という。


末(うら)というのは梢(木末)という意味だ。梢が枯れて


くると「末止まり」生長が止まる。その頃から、いろいろの


害虫がつく。「虫食い」。











*安岡 正篤 おすすめの本(名言集):一日一言


六中観 [正篤 ]

忙中 閑有り。 苦中 楽有り。
死中 活有り。 壺中 天有り。
意中 人有り。 腹中 書有り。

甲寅正月 無以会同人 敬しんで呈す
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安岡 正篤 おすすめの本

安岡正篤一日一言7 8月8日 徳業



事業でも、力づくでやっておると、いずれ競争になって


困難になる。事業が人間性から滲み出た、徳の力の現れで


あれば、これを徳業という。事業家は進んで徳業家にならないと


いけない。また、その人の徳が、古に学び、歴史に通じ、


いわゆる道に則っておれば、これを道業という。東洋人は


事業だけでは満足しない。徳業にならないと満足しない。


現代の悩みは、事業が徳業にならないで、利業・機業に


なってゆくことだ。










*安岡 正篤 おすすめの本(名言集):一日一言


六中観 [正篤 ]

忙中 閑有り。 苦中 楽有り。
死中 活有り。 壺中 天有り。
意中 人有り。 腹中 書有り。

甲寅正月 無以会同人 敬しんで呈す
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安岡 正篤 おすすめの本

安岡正篤一日一言7 8月7日 木鶏(3)



また十日経ってききました。”未だいけません。相手を見ると


睨みつけて、圧倒しようとするところがあります”。


こうしてさらに十日経って、またききました。そうすると初めて


”まあ、どうにかよろしいでしょう。他の鶏の声がしても


平生と変わるところがありません。その姿はまるで木彫の


鶏のようです。全く徳が充実しました。もうどんな鶏を


連れてきても、これに応戦するものがなく、姿を見ただけで


逃げてしまうでしょう”といいました。




前人未踏の記録を達成した大横綱・双葉山が
六十九連勝した後、七十戦目についに敗れ、

その後立て続けに連敗したことがありました。

寡黙で有名であった双葉山がそのとき発したのが、
『われ、いまだ木鶏たりえず』の言葉でした。








*安岡 正篤 おすすめの本(名言集):一日一言


六中観 [正篤 ]

忙中 閑有り。 苦中 楽有り。
死中 活有り。 壺中 天有り。
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安岡 正篤 おすすめの本

安岡正篤一日一言7 8月6日 木鶏(2)




紀悄子という人が闘鶏の好きな王(学者によって説も


ありますが、一般には周の宣王ということになっています)の


ために軍鶏を養って調教訓練しておりました。


そして十日ほど経った頃、王が”もうよいか”とききました


ところが、紀悄子は、”いや、まだいけません、空威張りして


「俺が」というところがあります”と答えました。


さらに十日ほど経って、またききました。


”未だだめです。相手の姿を見たり声を聞いたりすると昂奮する


ところがあります”。











*安岡 正篤 おすすめの本(名言集):一日一言


六中観 [正篤 ]

忙中 閑有り。 苦中 楽有り。
死中 活有り。 壺中 天有り。
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