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8月7日の出来事いろいろ・そだね

   
カテゴリー「今日の出来事」の記事一覧

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安岡 正篤 おすすめの本

安岡正篤一日一言6 12月26日 三 宝




老子にいわゆる「老子三宝の章」という有名な一章があります。


我に三宝あり。<持して之(これ)を保つ。>


一に曰く慈。二に曰く倹。三に曰く敢(あえ)て天下の先とならず。


慈なり、故に能(よ)く勇。倹なり、故に能く広し。


敢て天下の先とならず、故に能く器の長と成る。


今慈を舎(す)てて且(かつ)勇に、倹を舎てて且広く、


後(おく)るを舎てて先んぜば、死せん。


我に三宝あり。第一に慈。第二に倹。第三に人を先にやる。


世間の人間は先頭になろうとして争うが、


そういうことをしない。


慈愛があるから勇気が出る。


倹、つまりくだらぬ私心私欲に関心がないから心が広い。


愚人俗人と競争などしないから自然に大物になる。


今これに反して、慈愛を捨てて勇に、倹約におかまいなく、


あれもこれもとなり、人を先にやることを捨てて


己(おのれ)が先に立てば、生を失ってしまう。


その通りですね。
 

今日のような到るところ矛盾・衝突・混乱の


社会になったというのも、要するに人間が


慈を捨て倹を捨て省を捨てて功利に走ったから


でありまして、こういう社会に生きておると、


本当に肉体的にも生命的にも


だんだん病的になってまいります。










*安岡 正篤 おすすめの本(名言集):一日一言


六中観 [正篤 ]

忙中 閑有り。 苦中 楽有り。
死中 活有り。 壺中 天有り。
意中 人有り。 腹中 書有り。

甲寅正月 無以会同人 敬しんで呈す
亀井老契 座右

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安岡 正篤 おすすめの本

安岡正篤一日一言6 12月25日 内 訟



内訟とは自分の煩悩(ぼんのう)を


自分の良心に訟(うった)えることである。











*安岡 正篤 おすすめの本(名言集):一日一言


六中観 [正篤 ]

忙中 閑有り。 苦中 楽有り。
死中 活有り。 壺中 天有り。
意中 人有り。 腹中 書有り。

甲寅正月 無以会同人 敬しんで呈す
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安岡 正篤 おすすめの本

安岡正篤一日一言6 12月24日 挨 拶



「好い年をして、挨拶(あいさつ)もろくに出来ん」と


昔の人はよく言ったが、今日は若い者に限らず、


年寄りまでが一向にその挨拶が出来なくなってしまった。


それでいて、やれ思想がどうの、平和がどうのと


偉そうな口をきく。そういうことでは駄目だ、


というのが儒教や禅の根本精神であります。











*安岡 正篤 おすすめの本(名言集):一日一言


六中観 [正篤 ]

忙中 閑有り。 苦中 楽有り。
死中 活有り。 壺中 天有り。
意中 人有り。 腹中 書有り。

甲寅正月 無以会同人 敬しんで呈す
亀井老契 座右


安岡 正篤 おすすめの本

安岡正篤一日一言6 12月22日 誠は天の道 1




宇宙人生は天の自慊(じけん)的創造である。


自己を実現しつつある努力である。
 

この絶対自慊にして、何等他に俟(ま)つ所を


求めない生々化育の努力を「誠」と謂(い)う。
 

誠は天の道である。誠に由って萬物(ばんぶつ)があり、


誠がなければ物もない。人は、此の誠に由って生き、


禽獣と異って自覚を生じ、誠の誠なる所以を


体認して之を発揮するようになる。


これを「誠之」といい、所当然の道とも謂う。













*安岡 正篤 おすすめの本(名言集):一日一言


六中観 [正篤 ]

忙中 閑有り。 苦中 楽有り。
死中 活有り。 壺中 天有り。
意中 人有り。 腹中 書有り。

甲寅正月 無以会同人 敬しんで呈す
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安岡 正篤 おすすめの本

安岡正篤一日一言6 12月21日 六 験




一、之(これ)を喜ばしめて以て其の守を験(ため)す

  人間は嬉しくなると羽目を外す。
  しかし、人間には守らねばならない分とか節がある。
  それを喜ばされたくらいで外してしまうようでは
  人間として落第です。
  
一、之を楽しましめて以て其の僻(へき)を験す

  喜びの本能に理性が伴うと、これを楽という。
  人間は楽しむと、どうしても僻する。かたよる。
  すると公正を失って物事がうまくいかない。
  
一、之を怒らしめて以て其の節を験す

  人間はどんなに怒っても、締まるところは
  締まり抑えるところは抑えなければいけません。
  
一、之を懼(おそ)れしめて以てその特<独>を験す

  人間、恐れると何かに頼りたくなって 
  一本立ちができなくなる。
  
一、之を哀しましめて以て其の人を験す

  人間は悲しいときにその人のすべてがあらわれる。
  人物をみるのは哀しませるのが一番です。
  
一、之を苦しましめて以て其の志を験す

  苦しいことにぶつかると、ついへこたれがちになる。
  志とは千辛万苦に耐えて
  自分の理想を追求してゆくことである。
  よく苦しみに耐えて
  理想を追求してゆく人間なら間違いはない。














*安岡 正篤 おすすめの本(名言集):一日一言


六中観 [正篤 ]

忙中 閑有り。 苦中 楽有り。
死中 活有り。 壺中 天有り。
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