安岡正篤一日一言7 12月4日 古賀穀堂の「自警」2 人生航路に於(おい)て辱(はずかしめ)を受けたり、運命に恵れなかったり、因果に支配されても、総(すべ)て天命と受とめよ。 食う物、衣る物のない貧乏生活であっても、楽しみをその中に見出せ。宇宙を包み、天地を動かす壮志だけは暫(しば)らくも忘れない。食う物、衣る物のない貧乏生活であっても、楽しみをその中に見出せ。*安岡 正篤 おすすめの本(名言集):一日一言六中観 [正篤 ]忙中 閑有り。 苦中 楽有り。死中 活有り。 壺中 天有り。意中 人有り。 腹中 書有り。甲寅正月 無以会同人 敬しんで呈す亀井老契 座右
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安岡正篤一日一言7 12月3日 古賀穀堂の「自警」1 「屈辱、坎懍、薄命、数奇、千辛万苦皆天命に任す。 恬熈、楽易、従容自得し、分に安んじて固窮し、 心広く体胖(ゆた)かに縲緤鞭笞(ゆいせつべんち)も辱と為すに足らず、 絶食無衣も其の楽、余(あまり)有り(論語、君子固(もと)より窮す、 小人窮すれば斯(ここ)に濫(らん)す)、 然(しか)りと雖(いえど)も宇宙を包括し、 天地を震動するの心未だ嘗(か)って頃刻(しばらく)も忘れず」。*坎懍(かんらん):志を得ないこと*数奇(すうき):ふしあわせ*恬熈(てんき):世が太平無事*楽易(らくい):安らかにたのし*固窮(こきゅう):天命に安じて他を求めぬ*安岡 正篤 おすすめの本(名言集):一日一言六中観 [正篤 ]忙中 閑有り。 苦中 楽有り。死中 活有り。 壺中 天有り。意中 人有り。 腹中 書有り。甲寅正月 無以会同人 敬しんで呈す亀井老契 座右
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安岡正篤一日一言7 12月2日 黙 養明の李二曲(りにきょく)は“黙養”の修行をした。べらべら口をきかない、ついには「三年軽々しく一語を発せざる」に至るという。黙するということは内に力を蓄えることだ。かくして発せられた言は人を信服させるに足る。自然においては静寂、人においては沈黙がよいものだ。*安岡 正篤 おすすめの本(名言集):一日一言六中観 [正篤 ]忙中 閑有り。 苦中 楽有り。死中 活有り。 壺中 天有り。意中 人有り。 腹中 書有り。甲寅正月 無以会同人 敬しんで呈す亀井老契 座右
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安岡正篤一日一言7 12月1日 始終訓一、人の生涯、何事によらず、もうお終いと思うなかれ。 未だかって始めらしき始めを持たざるを思うべし。一、志業は、その行きづまりを見せずして、 一生を終るを真実の心得となす。一、成功は、一分の霊感と九分の流汗に由る。 退屈は、死の予告と知るべし。*安岡 正篤 おすすめの本(名言集):一日一言六中観 [正篤 ]忙中 閑有り。 苦中 楽有り。死中 活有り。 壺中 天有り。意中 人有り。 腹中 書有り。甲寅正月 無以会同人 敬しんで呈す亀井老契 座右
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安岡正篤一日一言7 11月30日 海 老海老は永遠の若さを象徴しているというので、めでたいものとされる。というのは、あれは生ける限り何時までも殻を脱ぎ、固まらない。ことに万物がぼつぼつ固くなる秋に、彼は殻を脱する。生ける限りよく殻を脱いで固まらぬ、いつまでも若さを失わない、よく変化していくという意味で、海老はめでたい。自己の殻、学問の殻、仕事の殻、会社に入れば会社の殻、役所に入れば役人の殻から、なかなか脱けられぬものであります。これが脱けきらぬと、人間が固まってしまう。*安岡 正篤 おすすめの本(名言集):一日一言六中観 [正篤 ]忙中 閑有り。 苦中 楽有り。死中 活有り。 壺中 天有り。意中 人有り。 腹中 書有り。甲寅正月 無以会同人 敬しんで呈す亀井老契 座右
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