安岡正篤一日一言7 12月19日 悠久無限天地は悠久である。造化は無限である。 したがって、人間も久しくなければいけない。物を成してゆかねばならない。 それは仁であり、忠であり、愛であるが、それを達成してゆくものは、忍である。*安岡 正篤 おすすめの本(名言集):一日一言六中観 [正篤 ]忙中 閑有り。 苦中 楽有り。死中 活有り。 壺中 天有り。意中 人有り。 腹中 書有り。甲寅正月 無以会同人 敬しんで呈す亀井老契 座右
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安岡正篤一日一言7 12月18日 多岐亡羊多岐亡羊(たきぼうよう)ということがある。これは羊を飼っておった人が羊を逃がした。そこで慌てて追いかけた。隣り近所の人も一緒になって追っかけてくれたが、あんまり岐路(えだみち)が多い。いわゆる多岐である。 岐路が多くって、あっちへ行ったこっちへ行ったと言っているうちに、どっかに行っちまってわからなくなった。人間もそういうもので、あんまり仕事が多くなると、肝腎なものがどこに行ってしまったかわからないようになる。 人間というものの本質、人間の使命、人間の幸福、そういったものがわからなくなってしまうのである。*安岡 正篤 おすすめの本(名言集):一日一言六中観 [正篤 ]忙中 閑有り。 苦中 楽有り。死中 活有り。 壺中 天有り。意中 人有り。 腹中 書有り。甲寅正月 無以会同人 敬しんで呈す亀井老契 座右
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安岡正篤一日一言7 12月17日 時 務事務のほうは基礎さえあれば、多分に機械的に済むことであるが、時務のほうは、時という文字が示す通り、その時・その場・その問題に対して、その人間がいかに為(な)すべきかという活きた問題だから、どうしてもその根本にその人の教養、信念、識見、器量というものが大切になってくる。教養や識見がなければ真実は見抜けない。それには多くの学問を学ばなくてはならない。*安岡 正篤 おすすめの本(名言集):一日一言六中観 [正篤 ]忙中 閑有り。 苦中 楽有り。死中 活有り。 壺中 天有り。意中 人有り。 腹中 書有り。甲寅正月 無以会同人 敬しんで呈す亀井老契 座右
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安岡正篤一日一言7 12月16日 身心摂養法 2 我われの精神は宇宙の一部分であり、宇宙は大きな韻律です。随って我われの精神もやはり撥剌(はつらつ)として躍動して居(お)らなければなりません。*安岡 正篤 おすすめの本(名言集):一日一言六中観 [正篤 ]忙中 閑有り。 苦中 楽有り。死中 活有り。 壺中 天有り。意中 人有り。 腹中 書有り。甲寅正月 無以会同人 敬しんで呈す亀井老契 座右
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安岡正篤一日一言7 12月15日 身心摂養法 1身心摂養(しんじんせつよう)法の第一着手は心を養うことです。心を養うには「無欲」が一番善いと古人が教えて居(お)ります。これを誤って我われが何にも欲しないことと寒巖枯木(かんがんこぼく)的に解しては、とんでもないことです。それならば死んでしまうのが一番手っ取早い。ぼけてしまうのも好いことになる、そういうことを無心とか無欲とかと云うのではない。それは我われの精神が向上の一路を精進する純一無雑の状態を言うので、平たく言えばつまらぬことに気を散らさぬことです。*安岡 正篤 おすすめの本(名言集):一日一言六中観 [正篤 ]忙中 閑有り。 苦中 楽有り。死中 活有り。 壺中 天有り。意中 人有り。 腹中 書有り。甲寅正月 無以会同人 敬しんで呈す亀井老契 座右‥
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