安岡正篤一日一言7 12月29日 大器量人器量は多くの人間を包容できることだが、これもただできるだけではダメで、それをちゃんと是非善悪を見分けて使いこなしてはじめて本当の器量と言えるので、それのできる人を大器量人というわけである。*安岡 正篤 おすすめの本(名言集):一日一言六中観 [正篤 ]忙中 閑有り。 苦中 楽有り。死中 活有り。 壺中 天有り。意中 人有り。 腹中 書有り。甲寅正月 無以会同人 敬しんで呈す亀井老契 座右
‥
PR
安岡正篤一日一言7 12月28日 お蔭を知る本当にわれわれの存在というものは、究明すればするほど種々のお蔭によって在る。天地のお蔭、国家や社会のお蔭、親や師友のお蔭。この計り知ることの出来ないお蔭をしみじみと感じとり認識する、これが所謂恩を知るということであります。そこではじめて理性や感情を持った人間になるのであります。*安岡 正篤 おすすめの本(名言集):一日一言六中観 [正篤 ]忙中 閑有り。 苦中 楽有り。死中 活有り。 壺中 天有り。意中 人有り。 腹中 書有り。甲寅正月 無以会同人 敬しんで呈す亀井老契 座右
‥
安岡正篤一日一言7 12月27日 「孝」という字人間は進歩しようと思えば、統一がなければならない。教育とは何ぞやと言えば、つまるところは先輩・後輩と長者・少者の連続・連結の役目をなすものでなければならない。要するに孝という字は、単に親を大事にして、親に尽くすという意味だけではなくて、親子・老少、先輩・後輩の連続・統一を表わす文字である。そういうことを知って孝経や論語を読むと、限り無い教訓がその中に含まれておることがよくわかる。*安岡 正篤 おすすめの本(名言集):一日一言六中観 [正篤 ]忙中 閑有り。 苦中 楽有り。死中 活有り。 壺中 天有り。意中 人有り。 腹中 書有り。甲寅正月 無以会同人 敬しんで呈す亀井老契 座右
‥
安岡正篤一日一言7 12月26日 三 宝老子にいわゆる「老子三宝の章」という有名な一章があります。我に三宝あり。<持して之(これ)を保つ。>一に曰く慈。二に曰く倹。三に曰く敢(あえ)て天下の先とならず。慈なり、故に能(よ)く勇。倹なり、故に能く広し。敢て天下の先とならず、故に能く器の長と成る。今慈を舎(す)てて且(かつ)勇に、倹を舎てて且広く、後(おく)るを舎てて先んぜば、死せん。我に三宝あり。第一に慈。第二に倹。第三に人を先にやる。世間の人間は先頭になろうとして争うが、そういうことをしない。慈愛があるから勇気が出る。倹、つまりくだらぬ私心私欲に関心がないから心が広い。愚人俗人と競争などしないから自然に大物になる。今これに反して、慈愛を捨てて勇に、倹約におかまいなく、あれもこれもとなり、人を先にやることを捨てて己(おのれ)が先に立てば、生を失ってしまう。その通りですね。 今日のような到るところ矛盾・衝突・混乱の社会になったというのも、要するに人間が慈を捨て倹を捨て省を捨てて功利に走ったからでありまして、こういう社会に生きておると、本当に肉体的にも生命的にもだんだん病的になってまいります。我に三宝あり。第一に慈。第二に倹。第三に人を先にやる。*安岡 正篤 おすすめの本(名言集):一日一言六中観 [正篤 ]忙中 閑有り。 苦中 楽有り。死中 活有り。 壺中 天有り。意中 人有り。 腹中 書有り。甲寅正月 無以会同人 敬しんで呈す亀井老契 座右
‥
安岡正篤一日一言7 12月25日 内 訟内訟とは自分の煩悩(ぼんのう)を自分の良心に訟(うった)えることである。*安岡 正篤 おすすめの本(名言集):一日一言六中観 [正篤 ]忙中 閑有り。 苦中 楽有り。死中 活有り。 壺中 天有り。意中 人有り。 腹中 書有り。甲寅正月 無以会同人 敬しんで呈す亀井老契 座右
‥
最新記事
(02/26)
(02/24)
(02/21)
(02/20)
(02/17)