安岡正篤の一日一言8 1月3日 機前(1)度会家行(わたらいいえゆき)の「類聚神祗本源(るいじゅうじんぎほんげん)」に「志す所は機前を以て法と為し、 行ずる所は清浄を以て先と為す」 と言っておる。 機前とは、一日で言うなら、日が出て鶏が鳴き出す、人間世界のいろいろな営みが始まる、こういう働きを機というから、その前で、暁であり早朝である。*安岡 正篤 おすすめの本(名言集):一日一言六中観 [正篤 ]忙中 閑有り。 苦中 楽有り。死中 活有り。 壺中 天有り。意中 人有り。 腹中 書有り。甲寅正月 無以会同人 敬しんで呈す亀井老契 座右
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安岡正篤の一日一言8 1月2日 新 鮮人間は何事によらず新鮮でなければならない。ところがいかにすれば新鮮であり得るかといえば、やはり真理を学んで、真理に従って生活しなければいけない。もっと突っこんで言えば、人間としての深い道を学ぶ。 正しい歴史伝統に従った深い哲理、真理を学び、それに根差さなければ、葉や花と同じことで、四季に従って常に魅力のある、 生命のみずみずしさを維持してゆくことはできるものではない。新年の季語の例新年、初春、元日、初日の出、年賀状、お年玉、独楽、正月の凧、初夢...*安岡 正篤 おすすめの本(名言集):一日一言六中観 [正篤 ]忙中 閑有り。 苦中 楽有り。死中 活有り。 壺中 天有り。意中 人有り。 腹中 書有り。甲寅正月 無以会同人 敬しんで呈す亀井老契 座右
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安岡 正篤の一日一言8 1月1日 年頭自警年頭自警一、年頭まず自ら意気を新たにすべし 二、年頭古き悔恨(かいこん)を棄(す)つべし 三、年頭決然滞事(たいじ)を一掃すべし 四、年頭新たに一善事を発願(ほつがん)すべし 五、年頭新たに一佳書を読み始むべし*安岡 正篤 おすすめの本(名言集):一日一言六中観 [正篤 ]忙中 閑有り。 苦中 楽有り。死中 活有り。 壺中 天有り。意中 人有り。 腹中 書有り。甲寅正月 無以会同人 敬しんで呈す亀井老契 座右
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安岡正篤一日一言7 12月31日 萬燈行内外の状況を深思しましょう。このままで往けば、日本は自滅するほかはありません。我々はこれをどうすることも出来ないのでしょうか。我々が何もしなければ、誰がどうしてくれましょうか。我々が何とかするほか無いのです。 我々は日本を易(か)えることが出来ます。暗黒を嘆くより、一燈を付けましょう。我々はまず我々の周囲の暗を照す一燈になりましょう。手のとどく限り、至る所に燈明を供えましょう。一人一燈なれば、萬人萬燈です。日本はたちまち明るくなりましょう。これ我々の萬燈行であります。互に真剣にこの世直し行を励もうではありませんか。大晦日定なき世の定かな・井原西鶴*安岡 正篤 おすすめの本(名言集):一日一言六中観 [正篤 ]忙中 閑有り。 苦中 楽有り。死中 活有り。 壺中 天有り。意中 人有り。 腹中 書有り。甲寅正月 無以会同人 敬しんで呈す亀井老契 座右
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安岡正篤一日一言7 12月30日 大器晩成大器晩成という言葉があるが、人は自然が晩成した大器だ。<高等動物の中で>一番後で作ることに成功した。まあ、大器といってよい。まさに大器晩成で、大自然という偉大な創造者が何十億年もかかってやっと作ったもの。だから、自然の法則は人間においても同じく、人間は、早成する、早く物になるというほど危ないことはない。人間もなるべく晩成がよい。まあ、死ぬ頃なんとか物になるというくらいの覚悟でぼつぼつやるがよい。人間もなるべく晩成がよい*安岡 正篤 おすすめの本(名言集):一日一言六中観 [正篤 ]忙中 閑有り。 苦中 楽有り。死中 活有り。 壺中 天有り。意中 人有り。 腹中 書有り。甲寅正月 無以会同人 敬しんで呈す亀井老契 座右
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